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皮膚外科(形成外科)

一般診療

ホクロ(黒子)

一言にホクロと言っても、『場所・大きさ・深さ』によって治療の方法はさまざまで、保険適用になる場合と自由診療になる場合があります。
当院では、高周波メスやCO2レーザーに形成外科手技を加えて、できる限り跡を目立たせない治療を行っています。
しかし大きいホクロや根の深いホクロは、レーザーではすべて除去できず、形成外科的に手術した方が仕上がりがきれいになるケースもあります。

できもの

Step.1 診察(保険診療)

皮膚表面のできものには大きく分けて
1.ハッキリとしこりのようになり、臭いのする内容物が漏れでるアテローム
2.黒いホクロ(色素性母斑)
3.茶色い複数の盛り上がったシミのように見えるできもの(脂漏性角化症、脂腺母斑)
4.白い複数のお米が埋まったように見えるできもの(稗粒腫 ハイリュウシュorヒリュウシュともいいます)
5.赤黒く少し盛り上がった小さなできもの(被殻血管腫)
6.肌色のぶら下がったコブのように見えるできもの(線維腫)
まずは視診、触診で診察し、必要な場合はできものを拡大して観察可能なダーモスコピー検査を行います。
できものの場所、大きさ、数、深さ等で治療方法がことなります。

Step.2-1 処置(保険診療)

2の小さな色素性母斑の場合
高周波メス(場合によってはCO2レーザー)と形成外科的な手技を用いてできる限り切除後の状態が目立たないよう除去いたします。
必要な場合には病理組織検査を行います。
3の脂漏性角化症、脂腺母斑の場合
5の被殻血管腫の場合
6の線維腫の場合
高周波メス(場合によってはCO2レーザー)を使ってできものを削るように除去いたします。

Step.2-2 手術(保険診療)

1のアテロームの場合
2の色素性母斑の場合
形成外科的な手術方法で切除縫合いたします。必要な場合には病理組織検査を行います。

Step.3 切除後の指導、治療(保険診療)

処置、手術部位をできる限り目立たなく仕上げるために日常生活上の注意点、安静方法を指導し、また必要に応じて内服薬の処方を行います。

ひょうそ・巻き爪の治療

Step.1 診察(保険診療)

主に足の指に起こります。爪の両側を切り過ぎた事による深爪や踵が高く先の細い靴を長く履いたこと等より、爪周辺に生じる痛みを伴う炎症をひょうそと言います。安静にしていったん良くなっても歩き過ぎると痛みは再発する厄介な疾患です。
抗生物質や痛み止めの内服とパッドのようなガーゼを使った処置方法を続けていただく事で経過観察いたします。日常生活上の注意点や爪の切り方なども指導いたします。

Step.2 クリップの装着(クリップは保険外)

形状記憶合金を使ったクリップを変形した爪の先に取り付けテープで固定します。クリップのまっすぐに戻ろうとする力で食い込んだ爪の変形を改善し、痛みや炎症を和らげていきます。
クリップを付けたまま入浴も可能です。
装着するために爪に穴をあける等の手技が必要な形状記憶合金の装具もあるようですが、当院で使用するクリップの場合は特別な手技は必要ありません。
指の痛みと爪の変形は徐々に改善していきます。

Step.3 処置(Gutter法 保険診療)

炎症と痛みで爪の外側に不良肉腫(ブヨブヨした塊)ができている場合や形状記憶合金のクリップでも改善しない場合は、予約で処置日を決め、局所麻酔をした後、細いチューブを食い込んでいる爪の部分に固定します。食い込んでいる爪が痛い部分を刺激できなくなり、痛い部分はチューブに守られて痛みなどの症状は改善していきます。
爪(皮膚ではありません)とチューブを糸で固定する方法ですから、入浴も可能です。

生まれつきのアザ(痣)など

【黒色、茶色、青みがかったアザ】

太田母斑:顔に生まれつきあるいは思春期より出て来る黒色のアザ
扁平母斑:顔、体に生まれつきある茶色のアザ
異所性蒙古班:お尻とは別の所に生まれつきある青みがかったアザ
      (お尻の所にある蒙古班は、成長と共に薄くなりますが、そことは別の所にある蒙古班は消えません。)
外傷性刺青:ケガなどで、地面のゴミが皮膚の中に入り込んでできた刺青
以上4つの疾患はレーザー照射(Qスイッチ・ルービーレーザー)が治療の第1選択であり、保険適用です。

【レーザー照射】黒色、茶色、青みがかったアザ

治療の流れは、おおよそ次の通りです。
初回照射:レーザーの作用を診るためと照射時のパワーを決めるために、まず小部分にレーザーを照射します。
本照射:初回照射から1-2カ月後、初回照射部位の作用を判定します。
 作用が認められる場合、治療を希望される他の部位(初回照射とは別の部位)への治療を開始します。

【赤アザ】
イチゴ状血管腫:顔や体に生まれた時からある少し盛り上がったあたかもイチゴの表面が張り付いたような赤アザ。
単純性血管腫:顔や体に生まれた時からある平らな赤アザ。

ワキガ(腋臭・わきが)

ワキに本来あるシワの方向に沿って切開し、皮膚を反転しながら、汗や臭いを出す腺や皮下組織を丁寧に除去する手術方法です。
ワキの皮膚を切除してしまう方法やいろいろな方向に切開する他の方法がありますが、当院の方法は手術後の跡が目立ちにくく、シンプルな方法です。
この手術はワキの多汗症の治療も兼ねています。
また、Botox注射によるワキの多汗症の治療も有効です。
術後、手術部位の圧迫を有効にするため、手術は片方ずつ行います。

【院長から一言】

さらに、ワキの脱毛も希望されている患者さまは、レーザー脱毛とワキガの手術とどちらを先にされても問題はありませんが、その部位の組織を休ませると言う意味から、その2つの間は4-6カ月空けることをご提案します。